株式会社YJK Solutions

導入事例

近海郵船株式会社様(SeaCASTⅡ)

妥協せず突き詰めたからこそ
満足いく海運会計システムを実現

お客様名 近海郵船株式会社
業務部経理課課長代理 石合 誠氏
システム構成 近海郵船様は、日本郵船グループで内航・近海のRORO船を主とした海上運送事業を行っている。同社は、SeaCASTという製品ができる以前の1999年からエイ・アイ・エス社の会計システムを使用し、近年SeaCASTⅡにバージョンアップした。SeaCASTの開発過程では、近海郵船様を中心に、販売元となる当社、そして開発元のAIS社様の3社による葛藤と格闘があった。今回は近海郵船様で実際にプロジェクトに携わった石井誠氏へのインタビューを通じ、「SeaCASTⅡ」の原点とその歴史を紐解いてみる。

導入の背景

■一般的な会計システムのカスタマイズが出発点

-まず開発・導入の経緯からお願いします。

石合様
「SeaCASTⅡ」という海運業に特化した会計システムは、実は、一般的な会計システムにカスタマイズを重ねながらかたちづくられていきました。
弊社ではSeaCASTという名前ができる前のエイ・アイ・エス社が開発したオリジナルの会計システムを1999年から使用していました。
しかし当時は、海運の会計業務に必要となる機能は不十分で、費用をかけてカスタマイズを重ねながら、使い勝手を良くしていきました。
ただWindows7への対応が必要であり、さらに社内的にもコンピュータ端末を更新させる時期でもありました。弊社としてはカスタマイズを重ねた会計システムを新バージョンに移行し、さらに使いやすくしたいという狙いでシステム構築に臨みました。

-稼働に至るまでのプロセスはいかがでしたか。

石合様
「バージョンアッププロジェクトはシステム上で実装すべき機能や満たすべき性能などを明確にしていく「要件定義」というプロセスから入りました。
重点的に話し合ったのは「入力項目の見直し」、「経理業務の遂行のために必要な帳簿の絞り込み」、「パッケージの付属帳票の有効活用」、「ご入力の防止」ーの4点でした。
要件定義の後にシステムを試行させ、課題を洗い出しました。それを整理したところ、70項目以上ありましたね。細かな点ですが、これから長期にわたって使うシステムだと思うと、チェックするわれわれも神経を使いました。満足するまで妥協せずに突き詰めました。

■固定資産・借入金の管理が非常にやりやすくなった

-「SeaCASTⅡ」ですが、改善された点を挙げるとすればどこでしょうか。

石合様
固定資産・借入金の管理が非常にしやすくなりました。具体的には、帳票類がエクセルデータなど様々な形で出力できること、そして将来の減価償却や借入金もスケジュールを見たり、さらには自動仕訳ができるようになっているところです。
自動仕訳は、毎月発生する減価償却の作業をボタン一つで自動的に処理してくれる機能で、種入力による誤りなどもなく、非常に便利です。決算期には特に有効です。

-その他に改善点はありますか。

石合様
弊社では3つの子会社も含めて計4社で「SeaCASTⅡ」を扱っており、本社の経理課で子会社の経理も管理できます。子会社3社のうち2社は北海道にありますが、何か問題が生じた時にわざわざ北海道まで訪れる必要もありません。
また、少々地味ですが、画面の背景色を会社ごとに変えることができます、どの会社のデータを扱っているのかが見てすぐにわかるようになっています。

■実費が計上されると当初の見積額が自動的に取消になる機能も

-細かな配慮が行き届いているということですね。

石合様
さらに、これは弊社独自の機能ですが、非常に力を入れたのが「引当自動取消システム」です。
例えば港費について言うと、使用してから請求書が来るまでタイムラグが生じます。
しかし会計上はその期に計上しなければなりませんので、見積額を入れます。そして港湾使用後に正確な経費(実算)を計上する訳ですが、その時点では経理上、見積額と実算の二重計上となっています。それを、実算で計上した段階で、見積額が自動的に取消になるのがこのシステムです。弊社の会計処理方法に合わせた機能を忠実に再現しており、非常に重宝している機能です。

-苦労は実った、ということでしょうか。

石合様
弊社とエイ・アイ・エス社との関係で言えば、古くからのお付き合いがあり、その分、言いたいことも率直に言える関係性にありました。注文の多い客だったかもしれません。でもそれにきちんと対応していただいた点は、現場の経理担当者として敬意を表しています。その結果、経理上大変使い勝手がよいシステムができ、大変満足しています。「SeaCASTⅡ」は信頼できる会計システムです。

@月刊誌「KAIUN」2015年5月号に掲載

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