佐野運輸株式会社様(tradeN)
「tradeN」「tradeF」「SeaCAST」の3パッケージ連携利用により、
NVOCC部門・通関部門・経理部門の情報共有と
業務効率の改善に成功!
お客様名 | 佐野運輸株式会社様 |
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システム構成 | tradeN基本パッケージ + tradeF基本パッケージ+ カスタマイズ・アドオン(※) (※) SeaNACCS I/F、SeaCAST(経理システム) I/F、Document Auto Fax、tradeF連携対応、データ項目追加、名称変更、各種管理帳票作成、出力項目追加 |
導入の背景
大正5年創業で、神戸港における老舗企業としてコンテナ貨物、CY/CFS貨物の取り扱い、及び家畜をはじめとする動物取り扱いを手掛ける佐野運輸株式会社様は、tradeN導入前である2005年初め頃、部門間によるデータ連携が取れていないことを課題としていた。
通関部門は、他社パッケージシステムを利用していたが、輸出担当・輸入担当で業務のやり方は別々、NVOCC業務はシステム化されておらずほぼ完全なマニュアル作業であった。
当時のシステム担当者は、過去にYJKとの取引を担当していた関係もあり、YJKが国際物流系のシステム開発を手掛けていることをよく知っていた。そこで、本課題について、YJKに相談、解決するソリューションの提案依頼を出した。
選定理由
導入時は、YJKを含めて3社のコンペだった。現行のままという選択肢もあったが、検討の結果、とにかく部門毎に統一されていないやり方により、業務効率に無駄が発生していた為、多少コストをかけてでも、部門間連携の取れるシステム化を選択した。ベンダー選定にあたっては、過去の導入実績と機能面、姉妹システムとのシームレスな連携等を総合的に判断しYJKを選定。価格は3社のうち中間であったが、価格だけでなくシステムの質にもこだわりたいという現場ユーザーとシステム担当者の思いと、以前からの取引によって構築した信頼関係が鍵となった。
導入効果
tradeN利用者である、倉庫部の担当者様と経理担当者様のご意見です。
データの分析、統計業務の効率アップ
「毎月、代理店毎の実績などの集計業務を行っていますが、過去のデータも全て検索すればすぐに出てくるため、とても楽になりました。システム化する前に、大量のファイルを探して纏めていた頃とは大違いです。
経理システム(SeaCAST)にも連携しているため、経理部門もとてもメリットを感じていると思います。」
同一荷主に対する処理業務のスピードアップ
「同じ荷主の場合、過去のデータをコピーして利用できる為、業務のスピードがかなり改善されました。支払を一括で登録できる機能も、よく利用しています。
また、お客様からの問い合わせや、上司からの指示で突然過去の取引の実績を調べる必要が出てきた場合に、データ検索機能を活用しています。」
経理システム(SeaCAST)との連携
「債権・債務が一覧で参照できるのは、本当に便利です。
導入後に改修を実施し、請求・下払いが直接tradeN・tradeFから入ってくるため入力の手間がなくなり、ミスも大幅軽減されました。以前は、入力だけで丸2日かかっていたので残業も減って大きな効果が出ています。」
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